経営者向けにセミナーをしました
10月14日(水)に勝山市のショッピングセンター「勝山サンプラザ」にて、経営者向けにセミナーをしてきました。メインテーマとしては『事業承継』があるのですが、サブテーマは「問題発見と解決法」ということでお題を頂きました。ちょっと変化球的なテーマだったので何をしゃべろうか迷いましたが、ものづくり現場での解決手法をベースにした話をしました。
毎度、セミナーというのは反応・評価が分からないのですが、とりあえずホームページのアクセスはグンとあがったので、少しは興味を持ってもらえたのかな?と思います。私を含めて5人が1カ月ごとにセミナーをするのですが、セミナー後は個別の専門家相談もあるようで、そこでご指名がが掛かればそれも評価になるでしょう。

<セミナーのサマリー>
○問題=理想と現状のギャップ
○問題の発見手法
1.比較法
2.経営資源の視点
3.外部の視点
○問題の解決手法
1.解決プロセス
2.なぜなぜ分析
3.なぜなぜ分析実践ワーク
○コロナ禍の経営のポイント
なぜなぜ分析を用いて、真の原因を探るワークをしてみました。
やっぱりこういうワークは大事です。反省点とすると、前半にもワークが1つあると集中力が増したかな…と。
なぜなぜ分析
なぜなぜ分析はモノづくり現場で、不良が出た際に「真の原因」を突き止めるときによく使う手法です。解決策ありきの逆算的になぜなぜ分析がされるケースも見られるのですが、まじめにすれば、思いもよらない解決策が見えてくることがあります。
次の画像は、今回使った事例のシートです。

【体重が重い】という問題に対して、なぜを繰り返した結果です。あえて、面白おかしくの方向にしているのはありますが、【体重が重い】に対して、解決策が『転職』や『PC買替』になるのが面白いです。これは、なぜなぜ分析をしないと絶対に出てこない解決策です。もし、なぜなぜ分析をせずにこれらの解決策が出てきたのであれば私はその人を変人と呼びます。
なぜなぜ分析の問題点は、原因と解決策が無数に出てくることです。その中から、クリティカルポイント(新の解決策)を見つけるのが難しいです。大方の場合は、優先順位(今日初めて今日終わる)や重要度(最も原因の可能性が高い)をランク付けして、上位3つくらいから実行・評価してしらみつぶしにするのが間違いありません。
問題にぶち当たったら、一度なぜなぜ分析をしてみると、新しい発見が生まれますよ!
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